日本が誇る発酵食品の代表的な食材である納豆ですが、
食べることで
・腸内環境を整える
・タンパク質豊富
・免疫力UP
など様々なメリットがあります。
そんな納豆ですが、健康に良いと思って食べ過ぎたり、
納豆の選び方を間違えてしまうと体に危険な悪影響をもたらす可能性があります。
今回は、安い納豆に潜む危険性3つと納豆のNGな食べ方を紹介します。
また、最後には記事の内容を考慮した上で無添加・無農薬のおすすめの納豆3選を紹介したいと思います。
納豆に潜む危険性3選
安い納豆であれば3パックで100円以下の商品もありますが、
安易に安い納豆を選んでいる方は、
知らずのうちに危険性が高い納豆を買っている方もいるかも知れんません。
納豆の危険性三つを紹介すると同時に、納豆の見極め方も紹介したいと思います。
納豆に潜む危険性①納豆菌が人工的に作られている
納豆の危険性一つ目は、納豆菌が人工的に作られた偽物である可能性です。
本来の納豆は茹でた大豆を藁に包み、長時間かけて藁に付着した菌が発酵し納豆が出来上がります。
しかし、スーパーに売られているほとんどの納豆が、
パックに入れられる前に人工的に発酵させているため、
天然発酵した納豆ほどの健康効果が期待できない可能性が高いです。
遺伝子操作された納豆菌も使われている可能性!
人工的に発酵させているメーカーの中でも、さらにコストを抑えるために遺伝子操作された納豆菌を使っているメーカーも存在します。
この遺伝子操作された納豆菌を販売しているのは、遺伝子組み換え食材で有名なM社で、
遺伝子組み換え食材同様に危険性もあります。
ニトロソグアニジンという危険な化学物質を使う
遺伝子操作された納豆菌を作る際に、ニトロソグアニジンという化学物質を使い突然変異させます。
この物質は、発がん性が指摘されており、遺伝子組み換え食材同様の危険性があるため、
価格が安すぎる納豆には注意しましょう。
また、藁納豆でも偽物の藁納豆も存在しており、
藁納豆が透明なフィルムに包まれている場合は、偽物の藁納豆の可能性が非常に高いです。
納豆に潜む危険性②大豆が遺伝子組み換え大豆の可能性
納豆の危険性二つ目は、使用される大豆が遺伝子組み換え大豆である可能性です。
日本で使用される大豆の国内自給率はわずか7%で、他の約90%以上の大豆は海外からの輸入品に頼っています。
その中で、大豆の最大の輸入先となっているのはアメリカで、
輸入量の約7割をアメリカの大豆が占めており、
そのアメリカでは大豆の90%は遺伝子組み換え大豆が生産されています。
にも関わらず、スーパーで売られている納豆の原材料表示を見ると、
ほとんどが「遺伝子組み換え大豆は使用していません」と書かれています。
日本は世界トップクラスの遺伝子組み換え食品消費国なのになぜでしょうか?
ほとんどの納豆が遺伝子組み換えでないと表記される理由
その理由として、遺伝子組み換え大豆の使用割合が5%以下の場合は、
遺伝子組み換えは使用していませんと表記することができます。
つまり多少混ぜていても、表記しなくて良いという表示法があります。
倉庫で大豆が混ざっている可能性
大豆はメーカーの倉庫で分けて保存されています。
しかし、ほとんどの工場は遺伝子組み換え大豆と通常の大豆を完璧に分けて生産することが不可能な状態と言われています。
これは故意的な可能性もありますが、少なからず安い納豆には5%以上の遺伝子組み換え大豆が使用されている可能性が非常に高くなっています。
遺伝子組み換え大豆の危険性①
遺伝子組み換え大豆の危険な理由の一つ目は、農薬の危険性です。
作物を遺伝子組み換えする理由として、作物を農薬に耐えられるようにするため行われます。
そのため、遺伝子組み換え作物と農薬は切っても切れない関係にあります。
遺伝子組み換え作物に使われる農薬として、「ラウンドアップ」と言われる枯葉剤があります。
これは人体に、
・アレルギーを引き起こす
・免疫低下
・不妊化
などの悪影響を及ぼすことがわかっています。
遺伝子組み換え大豆の危険性②
遺伝子組み換え大豆の危険な理由の二つ目は、安全性が考慮されていないことです。
遺伝子組み換え食材は、危険性もはっきり証明されていませんが、安全性も証明されていません。
危険性として、
・発がん性
・アレルギーを引き起こす
などが報告されています。
年を重ねるごとに、アレルギー症状がひどくなったり、
花粉症が発症した人は遺伝子組み換え食材が原因になっている可能性があります。
納豆に潜む危険性③タレとカラシの添加物
納豆の危険性の三つ目は、付属のタレとカラシの添加物です。
納豆のタレには、
・遺伝子組み換えとうもろこしが使われている果糖ブドウ糖液糖
・発がん性があるたんぱく加水分解物
・危険性が高いグルタミン酸ナトリウムが含まれている調味料(アミノ酸等)
などが使われています。
またカラシにも危険性があり、
・カラシの原材料であるウコンの原産国がわからないこと
・着色料
・増粘多糖類
・香辛料
など添加物が多く使われている事が指摘されています。
添加物は基本的に健康にプラスの効果はないため、避けるようにしましょう。
納豆による健康効果4選
しかし、納豆を食べることで大きな健康効果もあります。
続いて納豆を食べる事による健康効果を4つ紹介したいと思います。
納豆の健康効果①栄養豊富な点
納豆の健康効果の一つ目は、栄養豊富な点です。
納豆には、
・ビタミンB2
・ビタミンK
・マグネシウム
・タンパク質
・カリウム
など様々な栄養を同時に摂ることができる、スーパーフードでもあります。
納豆の健康効果②腸内環境を整える
納豆の健康効果の二つ目は、整腸効果です。
納豆には腸内環境を整える、納豆菌と食物繊維が豊富に入っています。
特に納豆菌はとても生命力が強い菌のため、
ほとんどが生きて腸に届き腸内環境を整える効果があります。
納豆の健康効果③美肌効果
納豆の健康効果の三つ目は、美肌効果です。
納豆には美肌効果があるポリアミンが含まれており、
1パックで1日に必要な5分の1のポリアミンを摂取することができます。
納豆の健康効果④納豆キナーゼ
納豆の健康効果四つ目は、納豆キナーゼによる長寿効果です。
納豆に入っている納豆キナーゼは、知っている人も多く、人の体に多くの健康効果をもたらします。
納豆キナーゼの効果として、
・血栓を溶かし動脈硬化の予防
・高血圧予防
・血中のコレステロール改善効果
などがあります。
納豆のやってはいけないNGな食べ方
様々な健康効果のある納豆ですが、食べ方によっては健康効果を減少させる可能性があります。
そのため、納豆のNGな食べ方を五つ紹介したいと思います。
健康効果を最大化させるためにも、次のような食べ方はしないようにしましょう。
納豆のNGな食べ方①1日3パック以上食べる
納豆のNGな食べ方の一つ目は、1日2パックまでにすることです。
いくら健康に良い食材でも食べ過ぎによって悪影響が出てしまいます。
納豆は消化しにくい食べ物である高fodmap食品と言われています。
食べすぎることにより、ガスが溜まりやすいため、下痢や便秘になる可能性もあります。
他にも、セレンやイソフラボンの過剰摂取にも繋がるため、
多くても1日2パックまでにしましょう。
納豆のNGな食べ方②卵と一緒に食べる
納豆のNGな食べ方の二つ目は、卵と一緒に食べることです。
同時に食べることで危険性はありませんが、
卵白に含まれるアビジンが美容効果のあるビオチンの吸収を阻害してしまいます。
納豆の美容効果を高めたい方は、卵白と納豆の同時摂取を控えるようにしましょう。
納豆のNGな食べ方③熱を加えること
納豆のNGな食べ方の三つ目は熱を加えることです。
先程説明した納豆キナーゼは、約70℃で死滅してしまいます。
そのため、熱いご飯に乗せたり加熱したりすると菌が死んでしまう可能性があります。
出来るだけ常温で食べるようにしましょう。
納豆のNGな食べ方④付属のタレとカラシを使って食べる
納豆のNGな食べ方の四つ目は、付属のタレとカラシを使って食べることです。
こちらも先ほど紹介しましたが、付属のタレとカラシには添加物がたくさん使われており、
健康に悪影響がある可能性があります。
自分で添加物が少ない醤油をかけるか、シンプルに塩をかけて食べることもおすすめです。
納豆のNGな食べ方⑤朝食べる
納豆のNGな食べ方の五つ目は、朝食べることです。
腸の善玉菌が活性化する時間帯は、夜の22時から2時の間だと言われています。
出来るだけ、夜食べて腸内環境をよくする手助けをしましょう。
無添加・無農薬のおすすめの納豆3選
では、最後に今回の内容を全て考慮した上で、おすすめの納豆を三つ紹介したいと思います。
自然の味そのまんま|国産大豆使用の小粒納豆
おすすめの納豆一つ目は、自然の味そのまんまの国産大豆使用の小粒納豆です。
こちらの商品に使われている大豆は北海道産の大豆を使用しているため、遺伝子組み換え大豆ではありません。
こちらの商品の特徴は付属のタレとカラシも無添加のため、タレまで安心して口にすることができます。
保谷納豆|有機認証国産大粒納豆
おすすめの納豆二つ目は、保谷納豆の有機認証国産大粒納豆です。
こちらの納豆は商品名にもなっている通り、有機の国産大豆を使用しています。
付属のタレとカラシも無添加な点も非常におすすめです。
くま納豆|北海道の藁納豆
おすすめの納豆三つ目は、くま納豆の北海道の藁納豆です。
こちらの商品はパックの納豆と比較して少し値段が高いですが、天然の藁で発酵させている納豆です。
使用される大豆は100%国産大豆、さらに藁も福岡県産を使用しており、
安全性が非常に高い納豆です。
また、安全性だけでなく味も美味しく納豆特有の臭みがないため、
苦手な人でも食べられると評判の納豆です。
まとめ
今回の内容はいかがだったでしょうか?
一見健康に良さそうな納豆でも選び方を間違えたり、食べ方を間違えたりすると、危険性が高いことがわかったかと思います。
今回の記事では避けるべき納豆や、おすすめの納豆を紹介しましたがご理解いただけたでしょうか?
今回の動画の内容を少しでも頭に入れ、行動に移していくことが非常に大切です。
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