めんつゆは、蕎麦やうどんのたれや卵かけご飯、和風料理など様々な料理に活用できて便利な調味料のひとつでもあります。

その便利さから常備している家庭も多いのでは無いでしょうか？

便利な調味料でもあり、価格も比較的リーズナブルで手に入れやすいめんつゆですが、
その便利さの裏には添加物が多いと言う事が隠されています。

めんつゆによく使われる危険な添加物4選

実際にめんつゆの原材料を見ると、良くわからない添加物が使われていることがわかるかと思います。

今回は、めんつゆに良く使われている危険な添加物4つと、
おすすめの無添加めんつゆ8選も紹介します。

ブドウ糖加藤液糖

めんつゆに使われる危険な添加物のひとつ目は、「ブドウ糖果糖液糖」です。

ブドウ糖果糖液糖は別名異性化糖とも言われ、
コクや甘味を出すために調味料はもちろんジュースやコーヒーにも使われています。

ブドウ糖果糖ブドウ糖液糖の特徴

ブドウ糖果糖液糖の特徴として、安価で使いやすいと言う点があります。
砂糖は固形ですが、ブドウ糖果糖液糖は、液体のため溶かす手間がかかりません。

また、ブドウ糖果糖液糖と似たもので果糖ブドウ糖液糖と言うのものがありますが、
ブドウ糖が果糖より多いものをブドウ糖果糖液糖、
果糖がブドウ糖よりも多いものを果糖ブドウ糖液糖と呼ぶため、性質はほとんど変わりません。

では、ブドウ糖果糖液糖にはどんな危険性が潜んでいるのでしょうか？

ブドウ糖果糖液糖の危険性3選

ブドウ糖果糖液糖の危険性を3つ紹介したいと思います。

①体が糖化する

ブドウ糖果糖液糖の危険性のひとつ目は、体が糖化する原因になることです。

ブドウ糖果糖液糖はとても吸収が早いという特徴があります。
吸収の速さは白砂糖よりも早く、白砂糖はブドウ糖と果糖がくっついているため一度体で分解されてから吸収されます。

しかし、ブドウ糖果糖液糖は元々ブドウ糖と果糖が分かれているため吸収がとても早く、
腸から直接吸収されてしまいます。

そのため、体が糖化する原因になってしまい、AGEという物質が体に出来てしまいます。

AGEは体の糖化を促進させてしまい、
・骨粗鬆症
・アルツハイマー
・老化促進
・血管をボロボロする【一番危険！】

血管がボロボロになると、血栓の発生に繋がり、脳梗塞、心筋梗塞など突然死になる確率が上がってしまいます。

②血糖値スパイクを起こす

ブドウ糖果糖液糖の危険性のふたつ目は、血糖値スパイクを起こすことです。

先程も説明しましたが、ブドウ糖果糖液糖はとても吸収が早く血糖値を急激に上昇させてしまいます。すると体は血糖値スパイクを起こしてしまい、肥満や糖尿病の原因になってしまいます。

③原料が遺伝子組み換えの可能性

ブドウ糖果糖液糖の危険性の三つ目は、
原料が遺伝子組み換え食品の可能性が非常に高いことです。

遺伝子組み換え食品は危険性がはっきりとわかっていませんが、
逆に安全性もはっきりわかっていません。

上げられる危険性として、
・発がん性
・催奇性
・不妊化
などの危険性が取り上げられています。

また、遺伝子組み換えする理由として、
大量生産するために農薬に耐えられるようにするために遺伝子を組み替えられています。

すなわち遺伝子組み換え食品には、大量の農薬がかかっていることになります。

ブドウ糖果糖液糖はとても扱いやすい添加物のひとつでもあり、
ジュースにはほぼ確実に使われているため、
ジュースを飲むことが習慣化している方は、頻度を減らすことをおすすめします。

調味料（アミノ酸等）

めんつゆに使われる危険な添加物のふたつ目は、「調味料（アミノ酸等）」です。

別名化学調味料とも言われ、旨味やコクを出すために多くの食品に使われています。

調味料（アミノ酸等）は、大きく4種類に分けられ、
その中で最も危険性が高いグルタミン酸ナトリウムというものがあります。

グルタミン酸ナトリウムとは！？

グルタミン酸ナトリウムは、別名MSGやエキサイトトキシンと呼ばれ、
日本語に訳すと、「興奮毒」と訳されます。

その名前の通り、摂取しすぎると
・頭痛
・興奮作用
・味覚障害
・自律神経障害
・脳の働きの低下
・睡眠障害
など人体に様々な健康被害を及ぼします。

また、これらの健康被害のうち特に注意してほしい点が脳の働きの低下です。

認知症やアルツハイマーを引き起こす！？

脳は、脳関門で守られており、何か毒物が入ってきても脳には通さないような仕組みができています。

しかし、グルタミン酸ナトリウムはそこを通過して脳に旨味があると勘違いさせる作用があります。
脳神経は電気信号で動いており、その電気信号を壊してしまう可能性があります。

電気信号が壊れてしまうと、
・味覚障害
・認知症
・アルツハイマー
などの原因になってしまいます。

海外ではNoMSG商品が流行っている

アメリカなど海外では、グルタミン酸ナトリウム通称MSGの危険性が認知されており、
調味料などでもMSGフリーやNoMSGなどの表記がされている商品があります。

また、レストランでもMSGを使用している場合、メニューに表記しなければいけないなど、
様々な規制がかけられるほどMSGは危険性が高いため、避けるようにしましょう。

たんぱく加水分解物

めんつゆに使われる危険な添加物の三つ目は、「たんぱく加水分解物」です。

コンソメの素や出汁入り味噌によく使われており、旨味やコクを出すために使われています。

製造過程で危険な物質ができてしまう

たんぱく加水分解物は、
植物や動物などの肉のアミノ酸を塩酸で分解して抽出して作られた天然のうま味調味料です。

添加物認定はされていませんが危険性も高く、
製造過程で「クロロプロパノール」と呼ばれる危険な物質が発生してしまいます。

この物質は発がん性やアレルギーを引き起こすなどの健康被害が報告されています。

たんぱく加水分解物は無添加商品に入っている！？

また、たんぱく加水分解物が厄介な点は添加物扱いされていないため、
無添加表記されている商品に堂々と入っていることが多い点です。

無添加表記されている、出汁入りみそやだしの素などを買う際には、注意して選ぶようにしましょう。

酵母エキス

めんつゆに使われる危険な添加物の四つ目は、「酵母エキス」です。

醤油や味噌などの発酵食品やパンなどにも使用され、旨味を出すために使用されています。

ビールの製造過程で出た酵母の残りかすから製造されています。

酵母エキスはたんぱく加水分解物と製造過程がほぼ同じ！？

名前に「酵母」と入っているため、体に良いと勘違いする方もいますが、
酵母と酵母エキスは全くの別物で危険性もあります。

酵母エキスはたんぱく加水分解物と作る過程がほぼ同じで、
原料が酵母であるかアミノ酸であるかの違いのみです。

そのため、たんぱく加水分解物同様「クロロプロパノール」が入っており、
発がん性やアレルギーを引き起こす可能性があります。

酵母エキスも無添加商品に入っている！？

また、酵母エキスもたんぱく加水分解物同様添加物認定されていないため、
無添加と表記されている商品に入っている可能性があります。

グルタミン酸ナトリウムとも瓜二つ！？

また、先程紹介したグルタミン酸ナトリウムと製造過程が似ており、
旨味を酵母から抽出するか、微生物から抽出するかの違いのみです。

また、酵母エキスはとても味が濃く感じるため味覚障害にも陥りやすいなど、
グルタミン酸ナトリウムと同じような危険性が潜んでいます。

企業が添加物を使う理由とは？

以上が麺つゆによく使われる危険な添加物4選でした。

これらの添加物を企業が使用する理由は、「コスト削減」のためです。

添加物を使わずに旨味やコクを足すためには、昆布や鰹節から旨味を抽出しなければいけないため、
時間と手間がかかってしまいます。

しかし、たんぱく加水分解物や酵母エキスに頼ることで、
時間をかけずに簡単にコクと旨味を足すことができます。

添加物のメリット・デメリットを考慮することが大切

このように添加物のおかげでめんつゆが手に入れやすくなっている反面、
デメリットとして健康に害がある可能性もあります。

このように添加物がもたらす便利さと、
危険性の両方を知った上で自分の経済状況や体調などを考慮して、
商品を選ぶことがとても大切です。

おすすめの無添加めんつゆ8選

続いては、おすすめの無添加のめんつゆ8選を紹介します。

無添加めんつゆ①【初心者の方におすすめ】

原材料：しょうゆ (小麦・大豆を含む) 、風味原料 (かつおぶし、そうだぶし、うるめぶし、しいたけ、こんぶ) 、砂糖、みりん、粉飴、純米酢、食塩

ひとつ目のおすすめの無添加麺つゆは、
福島鰹株式会社の今日のだし屋の天然素材つゆです。

こちらの商品は
・原材料は無添加
・たんぱく加水分解物や酵母エキスも不使用
などの特徴があるため安心して使用することができます。

ただし、添加物が使用されていない分、味が薄いと感じる方も多いようです。

無添加めんつゆ②【リーズナブル・コスパ最強！】

原材料：有機しょうゆ(本醸造)(大豆、小麦を含む)、有機砂糖、有機米醗酵調味料、かつおぶし、こんぶ、食塩

こちらの商品は
・完全無添加な商品
・有機JAS認定
・無添加でコスパが良い

などのため安心して使用することができます。
また、有機JAS認定も受けており、
使用されている醤油とみりんに使われる大豆、小麦、米全て無農薬で栽培されている食材を使用しています。

価格も比較的リーズナブルな点もおすすめです。

無添加めんつゆ③【ちょっと高額】

原材料：有機醤油［有機大豆・小麦（国内産）、食塩（メキシコ産）］、有機米発酵調味料、鰹けずりぶし（国内産）、昆布（国内産）、乾しいたけ（国内産）

こちらの商品は、
・完全無添加
・有機JAS認定
などの特徴があるため使われている原料全て無農薬のものを使用しております。

また、原料に使用されているみりんと醤油にもかなりこだわっている商品のため、
とてもコクがある商品です。

無添加めんつゆ④【ちょっと高額】

原材料：しょうゆ(大豆、小麦)、かつお削り節、食塩、みりん

百余年の歴史伝統を持つ老舗醸造元「佐々長醸造」。

明治三十九年に創業来「品質第一」をモットーにこだわりの商品を販売しています。

こちらのめんつゆに使用される水は、
ナチュラル・ミネラルウォーターの「早池峰霊水」を使用していることが特徴の商品です。

無添加めんつゆ⑤「比較的リーズナブル」

原材料：醤油(大豆・小麦を含む、国内製造)、みりん、かつお削り節、混合削り節(うるめいわし、、さば、そうだかつお)、昆布

食品添加物無添加のめんつゆのひとつです。

また、使用している原料には
・木桶仕込醤油使用
・砂糖不使用
・鰹節、うるめいわし、さば削り節、昆布を丁寧に煮出して作っただし
が使われています。

味が薄い場合は、水で希釈して、逆に味を加えたい場合は、
鰹や昆布などのだし汁で希釈することでとさらに濃厚で本格的なつゆになります。

無添加めんつゆ⑥「比較的リーズナブル」

原材料：本醸造しょうゆ、（大豆（遺伝子組み換えでない）小麦を含む）、風味原料（かつおぶし、そうだぶし、さばぶし）砂糖、みりん、、食塩、米酢

国産原料100％に加え3種の「厚削り節」を贅沢に使用し、
手間を惜しまず時間をかけて丁寧にだしをとり、
「国産醤油」と「本格三河みりん」を合わせためんゆつになります。

・旨味調味料
・エキス類
・遺伝子組み換え大豆不使用
のためおすすめのめんつゆのひとつです。

無添加めんつゆ⑦「高級品」

原材料：しょうゆ（大豆、小麦を含む、国内製造）、みりん、砂糖、かつお削りぶし、昆布

当社のこだわりの醤油である「菊醤」をベースに、
羅臼産の昆布と枕崎産の鰹節でだしをとり、種子島産の砂糖で甘口に仕上げた香り高いだし醤油です。

素麺、うどん、そばなどの麺つゆ、また、煮物、おでん、天つゆなどのお料理、
たまごかけご飯にも最高によく合う商品です。

無添加めんつゆ⑧「無添加めんつゆ初心者におすすめ！」

原材料：しょうゆ（大豆、小麦を含む、国内製造）、砂糖、かつおかれぶし、食塩

・風味豊かな鰹の本枯節使用
・汁に使用するのは最高級とされる鰹の本枯節のみ
醤油と砂糖を合わせ、上質なめんつゆを追求した商品です。

また、完全無添加にも関わらず、とてもリーズナブルな価格な点のため
初めて無添加めんつゆを購入したいという方におすすめです。

まとめ

今回のまとめです。

麺つゆによく使われている危険な添加物は、

でした。

この中でも、酵母エキスとたんぱく加水分解物は添加物認定されていないため、
無添加商品に入っている可能性があるため注意して商品を選ぶようにしましょう。